1月7日(日):読初の少女は本を渇望し
年末年始から本を売ったり、買ったりしている。
本をフリマサイトで売ることを、それこそ1年ほど前からしたくって、でも面倒くさがりなせいでできていなかったのが、この正月休みでやっとできた。
好きなものや趣味が変われば、必要とする本も当然変わる。
小説を書く入門書や、以前習っていたことの課題本など、「まだ持っていたのか」と思ってしまうものを、大半は読みとおせていなくても、手放した。手放したい本は、まだまだある。
新しい年になり、読んでいるのは野溝七生子の『山梔』(ちくま文庫)。少女小説の名作として名高い本書、このたびの復刊により手にいれた。明治に生まれた(それも軍人の子として)、読書好きな少女の境遇は、なかなか息の詰まる読み心地で、読了にはまだ時間がかかりそうだ。
◆季語 読初(新年)
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