3月17日(日):マーカーに埋もる本よ梅の花
村上鞆彦主宰が選者として出演する、最後のNHK俳句をみる。
結社のKさんのお名前が画面に出て、思わずわーっ! と声が出る。Kさんは、わたしが昨日LINEで、今日の吟行はお休みしますって連絡した人なんやよ、というよくわからないアピールを家族に対してしてしまう。
そう、風邪が完治とはいかなかったため、ずっと楽しみにしていた吟行を欠席させてもらった。しょんぼりだ。心は百パーセント元気なのに。でも、ものを嚥下しては咳が止まらなくなるたび、やはり無理だったのだと諦念の一日だった。
N俳に関しては願わくば、もういちど自分の句が放送されてみたかったな〜とは思う。いまだに子からは、いっしょにドキドキしながら視聴した話をされるし、家族の楽しい思い出になった。
投句して、それが番組や雑誌に採用されるかどうかには、時間差がある。番組が最終回を迎えたいま、それでも雑誌にはあと二回の結果発表が残っている。
最後の投句をしたときには、がくんと寂しさにおそわれた。主宰が選者のN俳にずっと投句をしつづけたかった(主宰がずっと大変になってしまうけれど……)。
吟行で百句くらい作るぞ……と思っていたので、家で百句作ろうかと思ったけれど、作句することはなくいつもどおり家にいた。
来週発行予定であるネプリの編集作業をしたり、タブレットを変更して読んでいる『ちょっと踊ったり、すぐにかけだす』のつづきを読んだりした。はっとした文章や、面白い文章にマーカーを引いたような印をさっと付けられるのが、電子書籍の良いところ。
◆季語 梅の花(春)
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